作詞をやっていて、「伝えたいことが上手くまとまらない」「なぜか惹きつけられない」といったことを感じることはありませんか?
実は、作詞がうまくいかない多くの人は“やってはいけない”ことを無意識にやってしまっています。センスや経験の問題ではなく、避けるべきポイントを知らないだけなんです。
創作において正解はありませんが、本記事では作詞においてやってはいけないNG思考をわかりやすく紹介します。筆者自身もこれらを意識するようになってから、作詞の質が大きく変わりました。
「なぜ響かないのか?」というモヤモヤを解消し、惹きつけられる歌詞に作るためのヒントを今すぐチェックしていきましょう。
目次
作詞でやってはいけない10大ミスとは?初心者が陥りがちな失敗パターン
作詞を始めたばかりの人がよく陥るのが、やってはいけない思考の数々です。
例えば、テーマが曖昧だったり、言葉選びが単調だったり、リズムやメロディと合っていなかったりと、さまざまな失敗があります。
これらのミスは、せっかくのアイデアや感情がリスナーに伝わらず、自己満足で終わってしまう原因にもなります。
まずは、どんなミスがあるのかを知ることが作詞上達の第一歩です。
やってはいけない作詞10大ミス【一覧と具体例】
| ミスの種類 | 簡単な解説 |
| テーマが曖昧 | 何を伝えたいのか分からない歌詞 |
| 言葉選びが単調 | 同じ単語ばかり繰り返す |
| 抽象的すぎる表現 | 抽象的な表現の多様は聴き手がイメージしにくい |
| リズム・メロディとのズレ | 歌いにくい譜割り |
| 構成がぼやける | 感情やメッセージが伝わらない |
| 視点がぶれる | 主人公が途中で変わる |
| サビが弱い | 印象に残るフレーズがない |
| 説明的すぎる | 「私は悲しい」など直接的すぎる |
| 文字数ルール無視 | メロディに合わない長さ |
テーマが曖昧で伝わらない歌詞
作詞でやってはいけないことの代表が、テーマが曖昧で何を伝えたいのか分からない歌詞です。
例えば、恋愛なのか友情なのか、前向きなのか切ないのか、方向性がはっきりしないと、聴き手は共感しづらくなります。
テーマを明確にすることで、歌詞全体の一貫性が生まれ、伝えたいメッセージがしっかり届くようになります。
まずは「何を伝えたいのか」を一言で言えるようにしましょう。
キーワードや言葉選びがワンパターン・単調
同じ言葉やフレーズを繰り返し使ってしまうと、歌詞が単調になり、聴き手に飽きられてしまいます。
特に初心者は、自分の得意な言葉やよく使う表現に頼りがちです。
バリエーションを増やすためには、類語辞典を活用したり、他の楽曲の歌詞を参考にするのも効果的です。
言葉選びにこだわることで、歌詞の印象が大きく変わります。
日常すぎる表現・抽象的すぎる表現の乱用
「朝ごはんを食べた」「学校に行く」など日常すぎる表現や、抽象的すぎる表現を多用すると歌詞がぼやけてしまいます。
日常的な言葉は親しみやすさがありますが、使いすぎると平凡な印象に。
逆に抽象的な表現ばかりだと、イメージが伝わりにくくなります。
バランスを意識して使い分けることが大切です。
リズムやメロディとのズレ│作詞と曲作りのバランス
歌詞がメロディやリズムに合っていないと、歌いにくくなったり、違和感を与えてしまいます。
特に文字数やアクセントの位置がメロディと合わない場合、聴き手にストレスを感じさせることも。
作詞の際は、実際に口ずさんでみたり、メロディに合わせて言葉を調整することが重要です。
曲作りとのバランスを意識しましょう。
感情やメッセージがぼやける構成・順番
歌詞の構成や順番が整理されていないと、感情やメッセージが伝わりにくくなります。
例えば、Aメロで盛り上がってしまい、サビで印象が弱くなるパターンや、ストーリーが途中で飛んでしまうケースも。
感情の流れや物語の展開を意識して、歌詞全体の構成を考えることが大切です。
聴き手が自然に感情移入できるようにしましょう。
主人公や視点が最後まで一定しない
作詞の中で主人公や視点が途中で変わってしまうと、聴き手は混乱しやすくなります。
例えば、1番では「僕」視点だったのに、2番で突然「君」や「彼女」視点に変わると、物語の一貫性が失われてしまいます。
視点を統一することで、歌詞全体の世界観やストーリーが明確になり、聴き手も感情移入しやすくなります。
作詞の際は、誰の視点で語るのかを最初に決めておくことが大切です。
サビにキラーワードがない・印象が弱い
サビは曲の中で最も印象に残る部分ですが、ここに強いキーワードやフレーズがないと、全体のインパクトが弱くなります。
サビで使う言葉は、曲のテーマやメッセージを象徴するものにしましょう。
また、繰り返し聴きたくなるようなキャッチーな表現を意識することで、リスナーの記憶に残る歌詞になります。
サビの言葉選びには特にこだわりましょう。
表現が説明的すぎる、共感を呼ばない
「私は悲しい」「とても楽しい」など、感情をそのまま説明するだけの歌詞は、聴き手の想像力を刺激しません。
共感を呼ぶためには、情景や比喩を使って感情を間接的に伝える工夫が必要です。
説明的な表現を避け、聴き手が自分の体験と重ね合わせられるような余白を残すことが、心に響く歌詞作りのポイントです。
文字数・ワード数のルール無視
メロディやリズムに合わない文字数やワード数で歌詞を書いてしまうと、歌いにくくなったり、曲全体のバランスが崩れてしまいます。
特にサビやAメロごとに文字数を揃えることは、聴きやすさや覚えやすさにも直結します。
作詞の際は、実際に歌ってみて違和感がないかを必ず確認しましょう。
文字数のルールを守ることで、より完成度の高い歌詞になります。
初心者でも失敗しない作詞のコツと基本ルール
作詞初心者が失敗しないためには、いくつかの基本ルールとコツを押さえておくことが重要です。
テーマ設定やキーワード選び、構成の考え方、そして実際に歌ってみることなど、基本をしっかり身につけることで、自然とクオリティの高い歌詞が書けるようになります。
ここでは、初心者でも実践しやすい作詞の流れやポイントを詳しく解説します。
作詞の基本的な流れと順番の考え方
作詞の基本的な流れは、まずテーマを決めることから始まります。
次に、伝えたいメッセージやキーワードをリストアップし、全体の構成(Aメロ、Bメロ、サビなど)を考えます。
その後、実際に歌詞を書き出し、メロディやリズムに合わせて調整していきます。
この順番を守ることで、迷わずに作詞を進めることができます。
- テーマ決定
- キーワード選定
- 構成を考える
- 歌詞を書き出す
- メロディ・リズムに合わせて調整
具体的なテーマ設定とキーワード選定法
テーマ設定は、歌詞全体の方向性を決める大切な作業です。
「恋愛」「友情」「夢」「別れ」など、まずは大まかなテーマを決め、そのテーマに合うキーワードをいくつかピックアップしましょう。
キーワードは、リスナーが共感しやすい言葉や、印象に残るフレーズを意識して選ぶのがポイントです。
テーマとキーワードが明確になると、歌詞の一貫性が生まれます。
歌詞の構成と部分ごとの役割(Aメロ・サビ等)
歌詞は、Aメロ、Bメロ、サビなど、部分ごとに役割が異なります。
Aメロでは物語の導入や状況説明、Bメロで感情の盛り上がり、サビでメッセージやキーワードを強調するのが一般的です。
各パートの役割を意識して構成を考えることで、聴き手に伝わりやすい歌詞になります。
部分ごとのバランスも大切にしましょう。
| パート | 役割 |
| Aメロ | 導入・状況説明 |
| Bメロ | 感情の盛り上げ |
| サビ | メッセージ・キーワード強調 |
作詞のコツについては以下の記事で詳しく解説しているため、気になる方は確認してください。
作詞を続けるための心得とステップアップ方法
作詞は一朝一夕で完璧なものができるわけではありません。
継続して書き続けることで、少しずつ自分らしい表現やセンスが磨かれていきます。
ここでは、作詞を続けるための心構えや、ステップアップのための具体的な方法を紹介します。
失敗を恐れず、楽しみながら作詞に取り組みましょう。
失敗を恐れない!自分の作詞センスとの向き合い方
作詞で大切なのは、失敗を恐れずにチャレンジし続けることです。
最初はうまくいかなくても、書き続けることで徐々に自分のスタイルや得意な表現が見えてきます。
他人と比べすぎず、自分のペースで成長を楽しむことが、長く続けるコツです。
自分の作品を大切にし、少しずつブラッシュアップしていきましょう。
共感される作品を生むためのメッセージ設計
共感される歌詞を作るには、リスナーの立場に立ってメッセージを設計することが重要です。
自分の体験や感情をもとにしつつ、誰もが感じたことのある普遍的なテーマや言葉を選ぶと、より多くの人に響きます。
また、余白を残した表現や、聴き手が自分の物語を重ねられるような工夫も効果的です。
最初から完璧を目指さない練習方法
作詞は、最初から完璧を目指すよりも、まずはたくさん書いてみることが大切です。
短いフレーズやワンコーラスだけでもOKなので、毎日少しずつ書く習慣をつけましょう。
書いた歌詞は見直して修正し、何度もブラッシュアップすることで、自然と表現力が身につきます。
失敗を恐れず、気軽にチャレンジしてみてください。
表現や雰囲気の引き出しを増やす映画・音楽の活用法
表現力や雰囲気の幅を広げるには、映画や音楽など他の作品からインスピレーションを得るのも効果的です。
好きな映画のセリフや、印象的な楽曲の歌詞を分析してみることで、新しい表現や言葉の使い方を学べます。
ジャンルを問わず、さまざまな作品に触れることで、自分の引き出しがどんどん増えていきます。
まとめ|初心者は恥ずかしいと思わず作詞を楽しもう
作詞でやってはいけないミスを知り、基本ルールやコツを押さえることで、初心者でも魅力的な歌詞が書けるようになります。
テーマやキーワードの明確化、構成の工夫、言葉選びのバリエーション、そして失敗を恐れずに書き続ける姿勢が大切です。
そして何より理論やルールに囚われすぎず、恥ずかしいと思わずに自分の歌詞を綴ることが大事です。この記事を参考にしていただくのは問題ありませんが、ぜひ自分だけの歌詞作りにチャレンジしてみてください。
