曲を制作するにあたって、「作詞と作曲どっちから先にするべき?」と考えたことのある方は多いでしょう。また、作詞作曲に初めて挑戦する初心者の方は、「どっちを先に始めると良い曲になるの?」と気になるのではないでしょうか。
この記事では、作詞と作曲の順番による違いやメリット・デメリット、初心者におすすめのやり方、実際のアーティストの事例も踏まえて解説します。自分に合った方法を見つけて音楽制作を楽しめるよう、わかりやすくまとめているので参考にしてください。
目次
作詞作曲はどっちが先?
結論、作詞と作曲どちらから始めるかに正解はありません。どちらの方が良い曲が生まれるといったこともありません。
人や曲によって制作の進め方に適正があるためです。私自身、良いメロディが先に浮かんだら、そこに歌詞を当てはめて制作を進めますし、曲の中で「この言葉は使いたい!」という時はその歌詞を中心に曲を組み立てていきます。
曲のセクションによって、Aメロは曲先、サビは詞先といった風に分けて進めるハイブリッド型であると自分では言えますね。実際にそういったアーティストの方も沢山いらっしゃいます。
作詞と作曲どっちが難しい?初心者が感じる難易度
作詞と作曲のどちらが難しいかについても個人差があります。
言葉で表現するのが得意な人は作詞がスムーズに進みやすく、音楽的な感覚や楽器演奏が得意な人は作曲がしやすい傾向があります。
また、どちらも初めての場合は、まず簡単なメロディや短い歌詞から始めてみるのがおすすめです。
自分の得意分野や興味に合わせて、無理なく進めることが大切です。
作詞と作曲どちらから始めるかの違い
上述の通り、曲作りの中心が作詞からか作曲からかは、作り手のスタイルや目指す音楽によって異なります。
歌詞が中心の場合は、伝えたいメッセージや物語を重視し、そこからメロディを組み立てます。
一方、メロディが中心の場合は、音楽的な流れや雰囲気を優先し、後から歌詞を当てはめることが多いです。
どちらが正解ということはなく、自分の得意分野や作りたい曲のイメージに合わせて選ぶのがポイントです。
- 歌詞重視:メッセージや物語を伝えたい人向け
- メロディ重視:音楽的な雰囲気や流れを大切にしたい人向け
| アプローチ | 特徴 |
| 詞先 | 歌詞から作り始める。物語やメッセージ重視。 |
| 曲先 | メロディから作り始める。音楽的な流れ重視。 |
| 同時進行 | 歌詞とメロディを同時に作る。詩とメロディがリンクしやすい。 |
作詞作曲はどっちが先│順番によるメリット・デメリット
作詞と作曲どっちを先に始めるかによって、曲作りの進め方や完成する楽曲の雰囲気が大きく変わります。
それぞれの順番にはメリット・デメリットがあり、どちらが正解というものはありません。
ここでは、詞先・曲先・同時進行の3つのアプローチについて詳しく解説します。
詞先(作詞から)の方法と活用アーティスト事例
詞先とは、まず歌詞を完成させてから、その歌詞に合うメロディやコードを作る方法です。
物語性やメッセージ性を重視したい場合に向いており、J-POPやフォークソングなどでよく使われます。
実際に、aikoさんやSHISHAMOさんなど、詞先で名曲を生み出しているアーティストも多いです。
ただし、歌詞のリズムや音数に合わせてメロディを作る必要があるため、音楽的な制約が生まれることもあります。
- 物語やメッセージを重視したい人におすすめ
- 歌詞の世界観を大切にしたい場合に有効
- 歌詞のリズムや音数に合わせてメロディを作る必要がある
作詞のコツやテクニックについては下記の記事も参考にしてください。
曲先(作曲から)の方法と活用アーティスト事例
曲先とは、先にメロディやコード進行など音楽的な部分を作り、その後で歌詞を当てはめていく方法です。
音楽的な流れや雰囲気を重視したい場合に向いており、ロックやポップス、バンドサウンドなどでよく使われます。
実際にmiwaさんやyoasobiのayaseさんは曲先のようです。
メロディに合わせて歌詞を作るため、リズムやフレーズが自然になりやすいのがメリットです。
一方で、歌詞の内容がメロディに制約されるため、表現の幅が狭くなることもあります。
- 音楽的な流れや雰囲気を重視したい人におすすめ
- リズムやフレーズが自然になりやすい
- 歌詞の内容がメロディに制約される場合がある
| 詞先 | 曲先 |
| 歌詞の世界観を重視 | 音楽的な流れを重視 |
| メロディが制約されやすい | 歌詞が制約されやすい |
作曲の詳しいやり方については以下の記事を参考にしてください。
作詞作曲を同時に進める『同時進行』アプローチ
作詞と作曲を同時に進める「同時進行」は、シンガーソングライターやバンドのフロントマンに多いアプローチです。
歌詞とメロディを行き来しながら、自然な流れで曲を作り上げることができます。
この方法は、歌詞とメロディの一体感が生まれやすく、自由度が高いのが特徴です。
ただし、両方のスキルが必要なため、初心者にはやや難易度が高い場合もあります。
- 歌詞とメロディの一体感を重視したい人におすすめ
- 自由度が高く、柔軟な曲作りができる
- 両方のスキルが必要で難易度はやや高め
初心者におすすめの作詞作曲の順番とやり方
初心者が作詞作曲に挑戦する際は、自分の得意分野や目指す曲のイメージに合わせて順番を選ぶのがポイントです。
また、失敗しにくいコツや、曲作りで意識すべきポイントを押さえておくことで、スムーズに楽曲を完成させることができます。
ここでは、初心者におすすめの流れやコツ、便利なツールの活用法、リアルな体験談まで紹介します。
初心者向け|おすすめの流れと失敗しないコツ
初心者には、まず「簡単なメロディを作ってから歌詞を当てはめる」曲先の方法が取り組みやすいとされています。
理由は、メロディに合わせて言葉を乗せることで、リズムやフレーズが自然になりやすいからです。
ただし、伝えたいテーマや物語が明確な場合は、詞先でもOKです。
大切なのは、完璧を目指さず、まずは短いフレーズやサビだけでも形にしてみることです。
- まずは短いメロディやサビから作る
- テーマやイメージを明確にする
- 完璧を目指さず、まずは形にしてみる
歌詞・メロディ・コード・タイトルなど曲作りで意識すべきポイント
曲作りでは、歌詞やメロディだけでなく、コード進行やタイトル、曲の構成なども重要な要素です。
特に初心者は、シンプルなコード進行や繰り返しやすいメロディから始めると、完成までたどり着きやすくなります。
また、タイトルやテーマを先に決めておくと、曲全体の方向性がブレにくくなります。
自分の好きな曲を分析して、構成やアイディアを参考にするのもおすすめです。
- シンプルなコード進行から始める
- タイトルやテーマを先に決める
- 好きな曲の構成やアイディアを参考にする
まとめ|自分に合った作詞作曲の順番・方法を見つけよう
作詞作曲はどっちが先が良いのかについて、順番に正解はなく、どっちの方が良い曲が生まれるのかといったこともありません。
初心者は、まずは簡単な方法から始めてみて、いろいろなアプローチを試しながら自分に合ったやり方を見つけましょう。
音楽は自由な表現の場です。自分だけの曲作りを、ぜひ楽しんでください!

